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解決事例(会社破産)会社を清算、自己破産を申し立て借金がゼロになり新しい人生のスタートが切れました
解決事例(会社破産)会社を清算、自己破産を申し立て借金がゼロになり新しい人生のスタートが切れました
解決事例1 ー会社破産ー
ご相談の内容
Fさんは、会社の約6,000万円の借金を返しながら事業を継続してきましたが、3~4年前に、工事代金が未払いや取引先の倒産が重なり、単年で約4,000万円の赤字を計上することになってしまいました。
その結果、下請業者への支払いや資材・材料費の支払いも厳しくなりました。しかし、E社、Fさんは遅れながらも、なんとか返済・支払いを続けていました。
そんな中、Fさんが体調を崩し、従業員への給与も支払うことができなくなったことから、当事務所に相談に来られました。
担当弁護士のコメント
相談に来られた当初、Fさんは、E社を存続させながら、少しずつでも返済・支払いをしていきたいと考えておられました。また、E社には、会社を閉鎖する直前1か月分の給料の未払いがあり、Fさんは、今まで会社を支えてくれた従業員の方に給料を支払えないことを大変気にしておられました。
しかし、Fさんは体調を崩しており、以前のように仕事をすることができないため、会社を続けながら借金を返していくことは現実的ではないこと、未払賃金立替制度を利用することにより、最大で8割の給料が支払われることをお伝えした結果、破産手続を選択することになり、破産の申立てをしました。
その後、破産手続は終了し、E社は清算が完了、代表者のFさんの借金も0になりました。また、未払賃金立替制度により、無事に従業員の方にも未払給料の8割の金額が支払われました。