個人再生とは

個人再生手続ってどんな制度なんですか？

個人再生手続とは、裁判所の関与のもと、借金の総額やお手持ちの財産の価額によって異なりますが、基本的にはあなたの借金を５分の１まで減額した上、原則として３年間で返済していくという手続です。

借金が５分の１まで減額になる・・・返済がとても楽になりますね。

個人再生手続は、借金が減額になるだけではないのです。個人再生手続の最大の特徴は、ご自宅を残したまま、他の借金だけを減額することができる点にあります。

自宅を残すことができるというのはどういうことなのでしょうか。

住宅ローンが残っている場合、破産手続では、住宅ローンの返済ができなくなる結果、ご自宅を失うことになってしまいます。しかし、個人再生手続では、手続後も引き続き住宅ローンの返済を続けることができるので、ご自宅を残したまま、その他の借金を整理整理することができるのです。

借金を減らした上に自宅まで失わずにすむのですね！

はい、「借金が苦しいけど、家族のためにどうしても自宅だけは残したい。」
個人再生手続はこんな方におすすめの手続です。