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個人再生のメリットとデメリット
個人再生のメリットとデメリット
個人再生のメリットを教えてください。
やはり、何といっても、自宅を残したまま、借金を原則5分の1にまで減額できることでしょう。
また、返済中の利息も発生しません。
「子供らのために家を失いたくない!」。こんな方に最適な手続が個人再生なのです。
自宅以外の財産は残せないのでしょうか?例えば車や生命保険は?
答えは「残せます」
若干複雑な条件が付きますが、原則として、ご自身の財産はすべて手元に残せるのも、個人再生の大きなメリットです。
「通勤のため車が必要だ」「せっかく貯めた生命保険を失いたくない」
こんな方にも最適な手続が個人再生です。
では、デメリットはどのようなものですか?
自己破産と比べたときのデメリットは、やはり(減額されたとはいえ)借金を返さなければいけない、ということでしょう。
返済する総額により異なりますが、イメージとしては、少なくとも最低弁済額である100万円を3年で支払う場合の、月額2万8000円(100万÷36か月)を毎月返せるだけの余裕は最低限必要となると覚えてください。
個人再生のメリット・デメリットのまとめ
メリット
借金を原則5分の1に
自宅を残すことができる
自動車や保険等の財産も残すことができる可能性がある
職業制限がない
ギャンブルなどが原因で借金が増えても問題にならない
デメリット
最低でも月2万8千円は支払っていく必要がある
(住宅を残す場合は、住宅ローンを別途支払う必要もあります)